【週末市場レポート】2026年07月04日の青果相場まとめ

週末まとめ

冷蔵庫の中身と相談しながら、この一週間を振り返る

週末の夜、明日の買い物リストを頭の中でくるくる回しているとき、今週の食卓がぼんやり浮かんできます。何を使って、何を節約して、どこで思わぬ出費があったか。今週(6月29日〜7月4日)の大田市場のデータを眺めていると、「あの値段、やっぱり高かったんだな」という納得と、「それでも食べたかった」という食い意地がないまぜになってきます。

かぼちゃの価格推移
かぼちゃの市場中値推移(直近30日・大田市場)

なお、市場の卸売価格はあくまで大田市場の中値です。実際の店頭価格は地域・店舗・規格によって異なりますので、ひとつの目安としてお読みください。

かぼちゃ702円/kg、この重さをどう受け止めるか

今週、かぼちゃの卸値は前年同週比で約42%高。大田市場の中値で702円/kgという水準は、例年この時期と比べてもかなり高値圏に入っています。国産の端境期に加え、天候による産地の生育遅れが影響していると見られます。

かぼちゃ
Photo by paulbr75 / Pixabay

とはいえ、かぼちゃは買えば数日使い回せる優等生。煮物にして一品つくれば翌日のお弁当にも入れられる、平日の時短派にはありがたい食材です。週末にまとめて下ゆでしておく手もあります。高値が続く間は、使う量を少し絞って「かぼちゃを脇役に使う」レシピ構成が現実的かもしれません。

七夕が近づくこの時季、東北や北関東の一部の地域では野菜や果物を笹に供える習わしが今も残っているといいます。かぼちゃをはじめ夏野菜が短冊とともに飾られるのは、農村の年中行事と季節の収穫が重なり合った暮らしの記憶。値段が高いからこそ、野菜の来歴を少し意識してみるのも、週末らしい時間の使い方かもしれません。

果物コーナーで財布がひるんだ週でした

正直に言います。マンゴーは高かった。前年同週比で86%高、6048円/kgというのは、もはや「週の途中でぱっと買う」品物ではありません。国産マンゴーの旬は重なっていますが、生産量に限りがあるうえ、今年は天候の影響で出荷量が絞られていると見られます。贈答用やここぞというときの一品として割り切るか、週末にゆっくり向き合う「食べる楽しみ」として検討するかが現実的な付き合い方です。

マンゴー
Photo by PublicDomainPictures / Pixabay

もも(993.6円/kg、前年同週比52%高)も同様に高値圏。初夏の桃は本来、お盆前後にかけて値が落ち着いてくる傾向がありますが、今週はまだその気配がありません。来週以降、産地の出荷量が増えてくれば少しやわらぐ可能性はありますが、現時点では断言できません。「今週末に少量だけ買って、旬の味を確認する」くらいの距離感がちょうどいいでしょう。

野菜の底上げが続く中、冷静に選びたい

だいこん(162円/kg、前年同週比38%高)、キャベツ(86.4円/kg、同23%高)、トマト(459円/kg、同27%高)と、主要な定番野菜がそろって例年比で高い水準にある週でした。梅雨後半から夏への移行期に起きやすい産地の端境や、気温上昇による生育不均等が影響していると見られます。

こうした局面では、使いきり前提のまとめ買いより、「今週使う分だけ買う」小単位の調達が食品ロスも防ぎやすいです。平日の時短を考えると、キャベツは購入後すぐに千切りにして保存袋へ、トマトは切らずに冷蔵しておくとそのまま翌日の食卓に出せます。手間を一度にまとめる「週末の仕込み」が、来週の平日をずいぶん楽にしてくれます。

来週の買い物、少し力を抜ける場所を探す

今週は全般的に価格の重い週でした。来週は産地の動き次第ですが、キャベツやだいこんはお盆前の端境が落ち着いてくれば、徐々に調整が入る可能性もあります。逆に、モモやマンゴーは高値が続くと見ておくのが無難です。週末のうちに、冷蔵庫に残った夏野菜を使いきるひと皿をつくっておくと、来週の月曜日がすこし楽になります。食い意地は大切に、でも財布の中身も大切に。来週の相場もまた一緒に確認しましょう。

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